New York3日目 メトロポリタン美術館(通称:MET)

METのレポートと気づきを書いてみたいと思います。
「とても広くて1日では周りきれない」と聞いていましたが、
なんとか、1日で回って来ました。
見逃している所があるかもしれませんが、90%以上は見て来たかと。
もちろん、ほとんど「見ただけ」ですけどね。

料金は$25
チケット売り場で「Student?」と聞かれたので、
YESと答えれば、安くなったかもしれませんが、
「NO,ADALT」と答えちゃいました。
そんなことは、どうでもいいか。

まず、METで感じたことは、
よくもまあ、こんなに持って来たなぁ。
という感想。

石碑とか、石門とか、石像とか、
とてつもなくデカイ物もわんさかある。
こういった、世界の文化を持ってくるときに、
地元の人は反対しなかったのだろうか?と、少々心配になる。

けど、歴史を残しておくことを考えると、
多分、一度も、本土を攻撃されたことのない
アメリカに置いておくのが、最も、安全かもしれない。
と、思った。(同時多発テロは、アメリカ政府主導と考えて)

JAPANESEもありました。
でも・・・
今でも、日本の文化って、ちょっと勘違いされてる部分があるかも?
と、思える感じでした。なんか、ちょっと違うんですよね。
あれは、なんなんだろうか?全然、かっこ良くないんですよ。

あと、モネやゴッホもありました。
それも、囲いもガラス(ガラスがある作品もある)もないので、間近で見れます。

今まで、芸術というのは分かりませんでした。
今日も、パッと見ただけでは分かりません。
有名になった画家とそうでない画家と何が違うのか?

実は、数十日前に提携式場の駐車場で警備員をしているオジさんと
その話をしていたんです。
警備のオジさんは「俺にはわかんないけど、なんか違うから有名になるんだよな」と言ってました。
それを思い出しながら、よーく見て見ました。
すると、なんとなくこんなことを思えて来ました。

・・・「普通だ」

実は、今までも、そう思ったことはあったのですが、
今日は、他の画家との違いでそう思ったのです。
今までは、先入観で「普通とは違う」という感覚を持っていたため、
見失っていたんです。
他の作品のほうが「普通ではない」要素がありました。
でも、ゴッホやモネは、とっても普通でした。

そして、「普通だから有名になった」のではないかと思ったんです。
多くの人の心を打つ要素は、普通にあるんじゃないかと。

そう思った時、手前味噌ですが、
僕が撮影している写真も、ホント「普通」です。
普通すぎて、まったく面白みがないほど普通です。

もしかしたら、普通って難しいのかな?
この普通を別の言い方で表してみると
「自然」とか「本来の姿」と、言えるかもしれません。

そして、METでもう一つ気がついたこと。
それは、美術品と呼ばれる物の多くが、贅沢の限りを尽くした物であるという事。
有名な絵画も、書いている本人たちは貧しくても、
とても裕福なパトロンがいなかったら存在していません。

大昔の原住民が使っていたような物以外は、
美しく装飾されたり、効果な素材が使われている物ばかりです。

こうした、贅沢を否定しているのではなく、
贅沢な文化がなければ、芸術や美術というものは、生まれないのだと思ったんです。
だから、たまには、贅を尽くした文明が生まれても、それはそれで良いのではないだろうか?
そんなことを思ったわけです。
もちろん、一般人は苦しい思いをさせられるのですが・・・

そして、今日までの3日間で気がついたこと。
それは、このアメリカでは、結構、黒人って重要なんじゃないか?
って、ことです。

「現場仕事」のほとんどは、黒人です。
黒人に接してみると、白人よりも陽気で適当。
もしも、アメリカが白人ばっかりだったら、
こんなに自由でユーモラスな国にはなっていなかったのではないかと思ったんです。

今日電車で、面白い注意イラストをみました。
「禁煙」「ポイ捨て」そして「禁ラジカセ?」

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日本では、到底考えられません。

そして、電車の中では、
さすがにラジカセではありませんが、
ポータブルプレーヤーで、音楽を流している輩がいます。
行きも帰りもいました。
もちろん、黒人です。

アメリカにとって黒人は、とっても重要な存在に思えて来ました。
そして、日本では考えられないくらいの、人種比率です。
確かに、アメリカ人っぽい人たちが多めですが、
どう見ても違う人たちが3、4割を占めているような気がします。

そういう意味では、住みやすいのかもしれません。
英語さえ出来れば・・・

すっかりMETから、遠ざかってしまいました。
METから出ると、目の前の移動販売で、
ホットドックを買おうと決断。

「ホッドッ」と、日本だったら絶対に何言ってんのか分からない感じでも通じました。
よかった。♪( ´▽`)

帰りには、アパートの近所で、ティッシュと水を買わないといけません。
1日目に行ったコンビニで再チャレンジです。

どうやら、前回一番初めに聞かれた何かは、
やはりポイントカードのようなもののようです。
おばちゃんが、何かを店員に差し出してました。

「ヨシ!なんだかわかんなくても、No,I haven't」でいいだろう。と決定。
クレジットカードを機械に通す方向も、前の人で確認OK。
これで完璧だろう。

そしてレジへ。
「・・・Card?」やっぱりなんかのカードのことだ。
「No」とだけ言って、無事終了。
カードもささっと出来た。ホッホッホ。よかった。

良いのか悪いのか、今日は大変なことはなく終わった。
あと、25日何が起こるんだろうか?

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