新型LEAF、最近のイカツイ系の顔をしてる

NISSAN LEAF:EVは地球と人類を救うか?

今日は、NISSAN LEAFを1泊2日の試乗キャンペーンってので借りてきた。
こういう試乗なんかに応募すると、大概、後からの営業電話なんかがすごくて嫌なんだけど、やっぱ気になる『EV』ってやつ。

先日、あるお店で、新型LEAFに乗っている人に出会った。
以前のLEAFは、丸っこくてマーチっぽかったので、あまり惹かれなかったのだが、新型は、今時のデザインで、サイズも少し大きくなって、ちょいと気になる感じになっていた。
そこに「LEAF 1泊2日キャンペーン」なんてのを目にしてしまったのだ。

EVが気になっている理由は、地球環境のことを考えているわけではない。
そんなことよりも、自分の停電時の電力供給元として考えているだけなわけなのだが、それが同時に、人や地球のためになれば良いというだけの話である。

さて、今回のLEAF、搭載されているバッテリーは、62kwhという容量。
走行距離で、約400km走る。
そして、停電した場合の電力供給をどの程度行えるかというと、通常時、僕が消費している電力は1日約10kwhなので、普通に使っても6日間の電力供給が行える事になる。

しかし、当然、非常時には電力消費を抑えるので、例えば半分の1日5kwhにしたとすれば、12日間。
もっと頑張って3kwhにすれば、20日はいける。

もしも、南海トラフのような巨大地震が発生した時には、電力の復旧は当然、市街地から始まって、郊外の住宅地、郊外の集落ときて、最後の最後の本当に最後にウチのような場所に手が回ってくるということを考えると、目安として2週間は覚悟しておかないといけないと思っている。
そんな状況下でも、このLEAFでしのげるというわけである。

いずれ家を建てる時には、ソーラーパネルを設置しようかと思ってはいるが、初期投資を回収するのに、日光がガンガンに当たる場所でも10年はかかるのだから、日照時間の少ない山の中では、20年はかかるのではないかと思って、どうにも躊躇してしまうのだ。

それよりも、ソーラーパネルにかけるお金を、蓄電池にかけた方が利口なような気もするが、今度は、結局、蓄電池に溜める電気は、電力会社から買う電気なので、蓄電池に充電するという手間が無駄のような気もするが、安い深夜電気で充電して、昼間は電池から電気を供給することで、少しは平時でも役に立つかもしれないとも。

車としてのLEAFは?

実は、車としては、まったく期待していなかったのだが、乗ってみると想像以上に快適だった。
と言っても、特段、車の性能が優れているわけではないのだが、LEAFに採用されている

ワンペダル操作が、かなり楽

これは、TVCMでもやっているけど、アクセルを離すとブレーキがかかるというもの。
なので、通常走行時は、ブレーキペダルを一切使わない。
実際にやってみると、想像以上に楽なことがわかった。

これなら、たまに事故がある、ペダルの踏み間違えなんていうものは、まったく起こらない。
踏み間違えというのは、考えてみれば、やってしまう可能性が大きいことかもしれない。
なんせ、アクセルとブレーキというのは、“走る”と“止まる”という正反対の行動なのに、やることは「踏む」という同じ行為なのだ。
単に、ちょっと位置が違うだけでは、間違えてしまうのもアリのように思える。
今まで、そんなこと考えたことがなかったが、今日、ワンペダルをやってみて実感した。

加速性能は、さすがEV

もちろん、ウチのカレヤンには、到底及ばないが、それでも、さすがEVの加速は、並みの車とは桁が違った。
ほどほどのスポーツカーレベルの加速性能は十分にある。

さらに、日産車は

サスがフニャフニャという印象だったが・・・

まったく、そんなことはなく『適切』という言い方が、もっとも正しいと思えるほど、本当に適切なサスペンションだ。

では、残念な点はというと

山暮らしの僕としては、やっぱり2輪駆動ではなく、AWD(4WD)であって欲しかった。
きっと、AWDにしてしまうと、走行性能は上がるが、燃費(電費)が落ちるのではないか?と思われる。
それに、そこまで走行性能を求めるユーザーは少ないというのが、メーカーの考えだろう。
そうなると、同じEVでいけば、やはりTESLAが選択肢に上がることになる。

LEAFもTESLA MODEL3(2WD)も価格は同じような感じで、500万円ほど。
でも、MODEL3をAWD仕様にすると、700万円ほどになるので、これは、結構厳しい価格だ。

あとは、大したことではないが、最近の車に多い、後ろが見えにくいということがある。
ただ、それを解消してくれる機能が付いていた。
それが『バックカメラの映像がルームミラーに映る』というもの。
普通のミラーにもなるし、モニターにもなるので、ルームミラーで後ろが見えにくくても、問題なしだった。

これ以上には不満はないのだが、それでも、やはり、まだまだ高価かな?
もちろん、今すぐに買おうと思って試乗なんてしていないのだが、、、
南海トラフが、まだ来ないことを祈るのみか!?

-MARK'S LIFE:日常, MOUNTAIN LIFE:山暮らし, VEHICLE:車