四国半周300km

横浜から旧友が来た。
僕も、東京へ行った時には、必ずと言っていいほど、彼女の店に寄る。
KIKCAFE

今回は、初四国ってことで、まずは、香川へ。
待ち合わせ場所は、善通寺駅。
「お大師様の生誕の地へ行きたーい」ってことで、善通寺を見学して、定番のうどんを食べに行く。

うどんは「長田うどん」へ
四国に住んでいても、香川までは120kmあるので、おいそれとは、なかなか来ない。
僕自身も、香川でうどんを食べたのは三回目かな?

四国に来て感激だったのは、この、うどんのうまさ。
これは、讃岐だけじゃなく、香川だけじゃなく、愛媛でもうまかった。
四国全体のうどんレベルが、関東などのそれとは、まったく違ってレベルが高い。
それでも、やっぱり、香川に来て食べるうどんは、一段とうまかった。

ここから、松山を通り過ぎて、向かったのは、ご近所、内子町。
ここに、ゲストハウスとカフェとコワーキングの古民家があり、知人の知人がやっているということで行ってみた。

内子町は、メインストリートの大通りを通りすぎるか、道の駅「からり」に寄るくらいしかなかったのだが、今回初めて、内子の市街地というか住宅地というような場所に潜入した。
意外にも、家や店が多く、結構、ひしめき合っていてびっくり。
そして、このゲストハウスのあるあたり600mに渡って、古い家々が残されており、一つの観光名所になっていた。
この日は、道後のホテルへ送り届け、翌日は、うちの山をご案内。

前日の天気予報で「雨」だったが、当日は、スカッと秋晴れ。
というよりも、気候は春。
実に、山日和であった。

体力が全然ないので山登りは無理だという彼女に無理強いをして山に登る。
まずは、10分強登って尾根に到着。

今日は、秋晴れ、景色最高、風も最高、気温も最高、ってことで。
「もうこの辺で、戻ろうかなぁ」という、言葉を無視して「さあ、岩場へ行くよ」と、さらに先に進んだ。

岩の上に到着して、二人で瞑想にふける。
「登ったはいいけど、降りるのが怖い」というので「じゃあ、さらに登って、反対側から降りよう!」ってことで、結局、一周回って戻ってきた。

そして、遅めのランチ。

ヒラタケがニョキニョキ出ていたので、自家栽培のヒラタケとカブのパスタ、それに春菊のサラダ、そして、柿。
基本的な材料は、全部、自家栽培である。

夕方、JR松山駅へ送り届け、任務を終了した。

毎度、いろんな話をするが、今回は、都会と地方と田舎の話が中心だった。
そして、もう一つ、古いものと現代文明の融合というか、ハイブリットライフについて。

都会がいいとか、田舎がいいとか、そういう時代ではなく、都会と田舎の両方を存分に満喫して、古いものも新しいものも、自分の都合で取り入れていくというのが、やっぱり、これからのLIFE STYLEだよね。ってことで。
結局、僕が日々やっていることなんだけど、愛媛の山に3年以上いて、都会よりも田舎の方がよく感じてきたかといえば、そうでもなく、この3年間は、やっぱり田舎がいいとか、都会は騒がしくてダメだ〜とかいう時期もあったけど、今となってみると、どっちも、どっちで、結局、どっちがいいとかよくないとかいうものは無いことに気がついてきた。

でも、一つ言えることがある。
都会では、お金がたっぷりかかる。
ど田舎では、プライスレスな物ばかりで、ちっともお金を使わない。

都会では、お金をたっぷり使えば、とっても素敵な経験ができる。
田舎では、お金をたっぷり使えば使うほど、素敵な経験から遠ざかる。

都会では、お金がないと、苦しい経験がたっぷり待っている。
田舎では、お金がなくても、ちっとも苦しまない。

コロナショックで、大変な思いをしている人たちが、全国、全世界にたくさんいると思うんだけど、みんな、ど田舎に来ちゃえばいいのにって思う今日この頃である。

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