TURRY'Sのラザニア、、、駄菓子屋のお好み焼きか?

数ヶ月に一度程度、お出かけをしたついでに外食することがある。
基本的に、外食は好きではない。
理由は『旨くないくせに高い』と言うのが普通のことだからだ。

しかし、当然『旨くて高い』という店はある。
稀に『安くて旨い』と言うのも存在はする。
ただ、僕が住むあたりでは、そんな店は見つけられていない。

昔は『安くて旨い』店が、地域に一つくらいはあって、よく通っていた記憶がある。
そんな店は、たいてい小さくて、ボリューム満点、地元浜松にいた時は、駅からさほど遠くない路地に入った場所に、そんな店はあった。
おじいさんとおばあさんが二人でやっている店だった。

東京に出た時にも、そんな店はあった。
商店街の脇道を入ったところ、長屋の中の一軒。
そこも、小さな店だったが、無愛想な大将と愛嬌のある女将さんが切り盛りしていた。

この辺で、そんな店を知っている人がいたら、ぜひ、教えて欲しい。

さて、今回は、ちょっと予定が狂って、TURRY’Sで早めのランチをする機会があった。
表の黒板に、美味しそうな絵に『ラザニア』と書かれていたので、こいつを食べてみることに。

価格は、1,010円(税込)飲み物は、後で頼もうと思っていたが、セットの方がお得だと言うのでセットでコーヒーを頼んだ。
合計、1,375円(税込)

ラザニアといえば、思い出すのが『宇宙船サジタリウス』の中に出てくるキャラクターの一人が大好物だと言うもの。
生地を何層にも重ね、その間に、たっぷりのトマトソースとチーズも入ってたっけ?
と、そんなことを思いながら、出来上がって来るのを待っていた。
「ラザニアのお客様!」と声がして、返事をすると、それが目の前に置かれた。

な、な、ナンジャコリャー!
こりゃ、駄菓子屋で売ってる300円のお好み焼きレベルじゃないかー!
それが、1,000円だと!
詐欺だ、詐欺だ、詐欺としか思えん!!

いや、これが現実なのか?
これが、今の世なのか?
こんなにもダウンサイジングが進み、こんなにもインフレが進んでいるのかー!

山暮らしで、ガラパゴス状態の僕だからと言っても、これは、、、

外出している時に、コンビニなどで出来合いのものを買わないのは『保存料』を気にするからである。
その点、レストランなどは、材料にほとんど保存料が入っていない。
それは、温度管理が徹底された冷凍物や、回転の早い食材を使うため、保存料を入れる必要がないためである。

しかし、この駄菓子屋のお好み焼きは、いかにも危険そうだった。
そして、その予感は当たった。
食事後、頭痛に襲われていた。

じゃあ、味はよかったかというと、まったくもって、出来の悪い冷凍食品レベル。
駄菓子屋のお好み焼き300円が、まさに正解と言える。
きっと、冷凍食品コーナーに売っている、なんちゃってラザニア298円をレンジでチンして出している感じである。

しかも、生地が重なっていることはなく、量増しでペンネ、、、。
まったくふざけてる。
なんとなく平べったいので『ラザニア』なんて言っちゃっているが、これなら『洋風お好み焼き 駄菓子屋仕様』の方が正しいだろう。

コーヒーとセットで、1.375円など、ぼったくりもいいところだ。
と思っているが、きっと、これが現実世界なのだろう。

たまにYoutubeなどで海外の映像を見ると、安めのランチで2,500円程度は当たり前。
普通のランチで、4,000円と言うレベルだ。
そう考えれば、TURRY’Sのラザニアもどきが1,010円というのも頷ける。

やっぱ、外食は怖いねー。くわばらくわばら

小さくて、ペラッペラ
駄菓子屋のお好み焼き300円ってところだろう
量増しのペンネ
これで1.375円って?今は、こんなにインフレ進んでんの?

-LUNCH:ランチ
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