007シリーズ番外編のような作品。
舞台はパナマ
5代目ジェームズ・ボンドのピアース・ブロスナンが主演
特殊工作員の引退に際して、
政府と軍を騙して、大金を奪ってしまう
簡単に言うと、そんな映画だ。
007で見るよりも、
かなりえげつない台詞と、
SEXシーンはないが、誘い文句もえげつない感じ。
なぜ、テイラー・オブ・パナマなのかというと、
実際の主人公は、英国人のほら吹きテイラーだからだ。
ブロスナンに情報をせがまれて、
次々とウソをついていく。
仕舞いには、それが元で国家的に大問題になっていく。
このテイラーは、奥さんにもウソをつきまくっていたが、
最後には、真実を明かす。
それからの結末は、ご想像の通りだ。
僕自身はウソをつかないようにしているが、
時には、ウソはつかないが、本当のことも言わないということもある。
しかし、ほとんどの人が思っている通り、
真実に勝るものはない。
そして、正直が一番である。
思っていることと、やっていることと、口から出ることがバラバラなことは多い。
そのたびに、これが人間なんだなぁと実感する。