メル・ギブソンとヘレン・ハント主演のハート・オブ・ウーマン
家のテレビは、地上波とBSで放送している映画を全部録画する。
なので、毎日1,2本映画が録画されているのだが、
その中の1本が、このハート・オブ・ウーマンだった。
1日1,2本録画されていると、
見切れないので、3本中1本程度しかみていない。
あとは、HDD容量がなくなっちゃうので、見ずに削除している。
この映画も、結構ほったらかしにしていたが、
今日、何となく見てみることにした。
冒頭、こんなナレーションから始まる。
男らしい男、誰もが憧れる男、常に先頭に立って目立っている男
そういう男は女心を分かってない。
だけど、魅力があるのよねぇ。
と、いうもの。
そう、モテる男というのは、常に愛される立場にあり、
女心を分かろうと努力しなくても、女性は常に周りにいる。
女にこびず、我が道を行く姿は魅力的にも感じる。
しかし、愛することを知らず、尽くすことを知らず、協力することを知らない。
もちろん、モテる女性にも当てはまるだろう。
そして、いい歳になってから、そんな生き方をしてきた自分に後悔するものだ。
この映画では、そんな女心のまったく分からないプレーボーイが、
ある日突然、女性の考えていることが聞こえてしまうようになるというもの。
今まで、想像もしなかった声が聞こえてくる。
それによって、徐々に自分の態度や行動、考え方を変えていくというもの。
正直、この映画を観ていて、
主人公同様に、反省することだらけだった。
まったく女心を分かってないって。
なんで、こんなにトンチンカンなんだろうって。
自分が嫌になるくらい反省点だらけということに気がつかせてくれた映画だ。
相手の考えていることや心の声など聞こえなくても
自分の態度、行動、考え方を改める必要があるし、
どういった態度であるべきか、
どう行動するべきか、
どういった考え方にしていくべきかは、
ある程度分かることだろう。
しかし、なかなか出来ない。
そんな自分にイライラしてしまう。
人は失敗して成長するが、
逃せないときにも失敗してしまうことが悲しい。
は~、女心は永遠に謎でも、やるべき事は分かっている。・・・ハズ?