グース:1996年 アメリカ

TVに録画されていた映画「グース」を観た。
たぶん、全然有名ではない映画だと思うが、
僕にとっては、こういった映画こそが創っていくべき映画だと思った。

内容は、グース(カモ科の水鳥「雁:ガン」)の卵を拾った少女が、
ひなを育てて、最終的に渡り鳥の行き先をグライダーで誘導して
鳥たちを渡らせるというもの。

これだけ聞くと観る気がしないかもしれないが、
実際に見てみると、まず、とても自然の大切さが分かる。
そして、(たぶん)CGではない、本当にグライダーと鳥たちが飛ぶ姿が美しい。

さらに、人の文明が発展し続けても、
ちゃんと自然と共存できることを感じる。

先日、世界中を回った友人に「最も良かった場所は?」と聞いたところ、
「ケニア」という答えが返ってきた。
結局、人がどんなに凄いものを創り上げたとしても、
自然のすごさには叶わないようだ。

小学生の時に砂浜で拾ってきた卵がかえり、
家でひなを育てていたことを思い出した。
毎日、川で小さな魚を捕ってきては与えていたけど、
ある日、学校の委員会で帰宅が遅くなった。
家に帰ってみると死んでしまっていた。

意外かもしれないが、やっぱり俺は、
孤児院を運営したり、学校を創ったり、
自然や動物を保護することをしたいらしい。

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