ログガレージの丸太を崖の下から回収するのだけど、太いものはやっぱり重い。林内作業車のジャガくんで、ウインチを使って引っ張るのだけど、ウィーンウィーン言ってるだけで、上がってこない。
今までは、丸太の直径20-25cm程度、3.5mに切って上げていたので楽に上がってきたのだが、直径が25-30cmになってくると、さすがに重いらしいのだ。それも、3.5mの倍7mを上げようとしたので、当然、重かった。
いつもなら、ここで半分の3.5mに切ってしまうのだけど、今回は、崖に宙吊りになっていてそうもいかない。まあ、崖の下に半分落っことしてしまえばいいのだけど。。。
そこで、今まで、知ってはいたけど、やったことがなかった方法を実行することにした。それは、滑車を使って引上げ能力を2倍にする方法である。ウインチを使ったりする方には、当たり前の方法なのだが、今までは2倍にする必要もなかったので、やってこなかったが、今回は、とうとう出番が来た。
知らない方のために図解。
・・・わかりにくいか。
まあ、とにかく、滑車を挟むと2倍になるわけで、これで、ウインチのスイッチをONにすると「おー、おおー」グイグイと引っ張り上げていく。すげーパワフルじゃ!
この滑車、2個にしたり、3個にしたりと増やしていけば、その都度、倍々のパワーを発揮するようなのだ。これなら、かなりの重量を引っ張れるんじゃん。って思ったけど、それよりも、支点にしている木の方にも同じ重量がかかるわけなので、今度は、そっちが心配になるな。
この時も、支点にしていたサルスベリと松の木が倒れてくんじゃないかとドキドキしてた。生えている木っていうのは、どのくらいの重量に耐えるものなんだろう?細い木の場合は、大体わかるんだけど、太い木は何トンって重量にも耐えることができるんだろうか?また一つ知らないことが増えてしまった。
まあ、何はともあれ、滑車で2倍法は、大成功ってことで。