ログガレージ住居化計画、キッチン完成間近

ログガレージの住居化を始めて、どうやら半年が経過したらしい。
自分で、いつから始めたものなのか?記憶にない。
そんな記憶の助けになっているのが、このブログやYoutubeの動画である。
これがなかったら、自分が何をどうやってきたのか、さっぱりわからなくなる。

元々、ブログは、お客さんに見てもらうために、もう20年ほど前から始めた。
Youtubeは、山に来てから本格的に、自分の作業を記録するために始めたものだ。
決してYoutuberとかは目指してはいない。
ただ自分のやってきたこと、大袈裟に言えば人生の歩みを記録しているということだ。

僕が、ウェディングの撮影を始めた時のキャッチフレーズの一つが『写真とは、記録でもあり記憶でもある』というもの。
子供の頃のことは、写真が多く残っている人の方が記憶にも多く残っているし、写真が残っているイベントは、記憶にも刻まれているものなのである。
これは、本当にその時、その場の記憶だけではなく、写真や映像による反服された追体験によって、記憶に深く刻み込まれているのだ。

話を本題に戻そう。
現在、キッチンをやっている。
家の内装というのは、ほとんどの作業が『水』と『電気』だと言っていいかもしれない。
その中でも、給水・排水設備は、最も時間と労力を要する感じがした。
リフォームなどでも、最も手をかけるのは水回りだし、お金が一番かかるのも水回りであるが、実際にやってみると「確かに」と思える。

一般的な家では、通常、システムキッチンをドカーンと入れる。
これなら『置くだけ』でOKだ。
風呂も、ユニットバスという便利な商品がある。
それでも、給排水は、一つ一つ設計して作り上げていかなければならないので、時間と手間がかかる。

僕の場合は、キッチンはもちろん手作りである。
それも、自分で製材したヒノキの木材第一号を使ってキッチンの天板を製作した。
一般的には、木の厚みが3cmもあれば良いと思ったが、なんとなく贅沢に4.5cmで作った。
まあ、当然だけど『重い』
とはいえ、一度設置設置してしまえば、そうそう動かすことはないのでヨシ。

シンクは作ってない。
丸太をくり抜いてシンクにするというアイデアもあるが、不精の僕は、木のシンクなどすぐに腐らせてしまうことは目に見えている。
なので、シンクはステンレス。
まあ、これは作ってなくて購入。
天板に穴を開けて、そこに嵌め込む。

レンジは、今回、IHにしてみた。
これは、ソーラーパネルと蓄電池を入れて、ハイブリッド電源にするので、電気をたっぷりと使ってやろうという魂胆だ。
あとは、ガスの方が良いとは思ってはいるが、実際に使ってみなければ、本当にどっちが良いかということはわからない。
もしも、IHが気に入らなければ、結構簡単にレンジなど交換できるため、とりあえずIHを導入したのだ。

換気扇は、よく見るパナソニックとかのものではなく、シンプルな四角い箱のもの。
ツールボックスというサイトで買ってみた。

ぱっと見は、難しいところがないように見えるけど、結構苦労したのが、シンクがデカすぎたこと。
天板の幅が、最も細い場所で57cmしかない。
シンクの規定通りに穴を開けると、上3.5cm、下3cmしか天板の木が残らない。
こりゃヤバいだろ。
ってことで、規定通りではなく、シンクギリギリに空けることに。
そうすれば、上下5cm程度は木が残る。
ただ、このギリギリに開けていくのがなかなか大変。
丸みのある部分も、そのまま丸くカット。
天板の厚みが、一般的な3cm程度ならジグソーという機械でカットできるが、厚みが4.5cmあるとなかなか厳しいのだ。
結局、最後はチェーンソーで荒々しく切り、後で、電動カンナとサンダーで綺麗に仕上げることにした。

天板の反りや曲がりの修正にも時間がかかった。
何度も電動カンナで削り、最後はサンダーでツルツルにした。

あとは、食洗機。
今は、卓上タイプを使っているのだが、卓上タイプというのは、せっかくの作業場を占有してしまう。
現在は、端っこのデッドスペースに置き、扉を開くとシンクの上に重なるように配置しているため、狭いキッチンなのに、そんなに邪魔くさくはない。
しかし、ログガレージでは、どんなに考えても邪魔になる。
ってことで、ビルトインを購入。
ビルトインと言っても、入るところはないのだが、どうやらINするってわけじゃなく、天板の下に置くって感じのようだったので、ビルトインタイプにした。

キッチンが出来上がれば、次は、給水工事である。
その後は、ソーラー設置、風呂も作らねば、、、まだまだ先は長い。

キッチン全体。シンクがデカすぎた
角が丸い、昔ながらのよくあるタイプにした
ツールボックスで買った四角いだけの換気扇
IHにしてみた。パナで一番安いやつ35000円くらい
IHのコンセントが、巨大でびっくり。受け側は200V 30A 対応のコンセントコネクター、こっちももちろん巨大だった

-GARAGE:ガレージ, SELF BUILD & DIY:セルフビルド
-,