ログガレージ住居化計画【大扉に窓がついた】

現在僕は、ログガレージを住居化している。
車を出し入れするための扉を、ヘディングアップ式にしようと思っていたのだが、仕組みが分からず、うまくいかなかったため、中途半端に放置して、物置化していた。
そこへ、役場の課税課職員が来た。

固定資産税の対象は、建築が終わった建物に対して課税されるはずなのだが、物置化している状態であっても、『物置』という用途に使用されているとのことで、課税対象にされてしまった。
住居であれば3%のところ、住宅以外ということで4%取られるハメに。
さらに、不動産所得税まで。(住宅なら控除があると思ったが、50平米以上が対象だったので、今回は対象外)

なんだか、中途半端な物置状態の場所に対して、税金を毎年毎年払い続けなければならないと思ったら、どうにも、もったいない気がしてきた。
ってことで、「だったら、住んでやろうじゃないのよ」と、思い立ったわけである。
ちなみに、ガレージに収容するはずのうちのカレヤンことポルシェ911カブリオレは、売却してしまったのだ。

大扉のヘディングアップをやめ、単純な横開きに変更して、出入り口の扉を作った。
その模様は、YoutubeにUPしてある。

今回は、大扉に、透明なアクリル板を付け、全面を窓にしたのだ。
元は、ガレージ仕様なので、窓が小さく少ない。
それを補うために、開口部である北側を、全面窓にしたわけなのである。

一般的には、家の正面全面を窓にしてしまったら、全て丸見えになってしまうが、うちの場合は、他に民家もないし、通りかかる人もいないし、車もまったく通らない。
僕を訪ねて来る人以外は、誰も来ないので、正面全面窓でもまったく問題なしである。
とはいえ、訪ねてきた人からは丸見えないのは事実だが、、、。

そんなわけで、暗いガレージの中は、多少なりとも明るくなった。
ただし、北面以外は、小さな窓が三つだけ。
昼間の太陽光は、ほんの少し入るだけなので、この家は、夏仕様といった感じである。
それでも、夏が暑くなく快適に過ごせるとしたなら、それはそれで良い。

今の小屋には、5年以上住み続けてしまった。
本来の本宅は、ずっと上の標高550m地点に建てる予定で、整地して、木も伐採してあるが、まずは、ログガレージを住居化して引っ越そうと思ったのは、今月50歳になり、何か変化が必要だと感じたという理由もあるのだ。
大きな変化の前に、あまり意味がないように思える小さな変化を、自ら行動して変えていくことで、大きな変化へのステップになる。
そのことを、今までの人生50年の中で、学んだ。

このログガレージ住居化&引越しも、そうした、大きな変化へのステップになる小さな変化なのではないかと思うのである。
いつ完成するか分からないが、とりあえず、完成するまでやり続ければ、いつかは完成する。
ってことで、ログガレージ住居化計画、今回は、北面全面を窓にしたよって話でした。

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