Markの山暮らし日記【愛媛のポツンと一軒家】

Mark's LIFE

僕が会ったことのある唯一の大物政治家、安倍晋三元首相

街頭演説中に撃たれ、亡くなってしまった。
多くの日本国民は、日本でこんなことが起こってしまうとは考えたこともないだろう。
僕も、アメリカでの暗殺や銃乱射事件、ロシアとウクライナの戦争など、こうしたことは、所詮『対岸の火事』と思っていた。
しかし、起こった。
それも、東京や大阪のど真ん中とか、ライフルで遠くからの狙撃などではなく、地方で、それも、ほんの5mの場所から発砲など、とても考えられなかっただろう。

ただ、容疑者の彼は、それが出来ると考えていた。
自作の銃が、射程5mしかないのにもかかわらず、元首相を殺せるなどと、普通は考えられない。
5m以内に、怪しい筒をを持って近づけると考えるだろうか?

でも、分かっていたんだろうな。
SPの警護が甘いことを。

後から、撮影された動画を見れば、どう考えても怪しいものを持って、車道の真ん中に出てきた男。
車道は、封鎖されているわけではなく、普通に車が通っている。
その真ん中で、立ち止まるわけなので、一般人が見ても「なんか、変なヤツ」と気づくと思う。
でも、それが出来ると思っていたのだろう。

そして、本当に不思議なのが、一発目が当たらなかったこと。
よく見る、アメリカの政治家や企業家などを狙った狙撃の場合、SP達は、バンっ!と音がすれば、一瞬で、それが狙撃であり、狙われているのは、自分が警護する対象者であることを察する。
仮に、違ったとしても、すぐに警護対象者に対して身を盾にしてかばう。
そのため、二発目は当たらない。

しかし、見ていると、一発目の音から、二発目まで間があるにもかかわらず、誰も、安倍さんをかばう様子が見られない。
SPがすぐ近くにいなかったのだ。
安倍さんも、まさか、自分が狙われているなどとは思っておらず、一発目の銃声が響いても立ち続けていた。
でも、この事件によって、日本でも起こり得ることが分かった。

ニュースでも、警護体制に不備はなかったか?と言われているが、動画を見る限りでは、

なんのために、あんなに人数いるのかいな?

と、思える。
警察は、警護していた人数を明らかにしていないし、「急な変更で対応が完全ではなかった」などと、くだらない言い訳をしている。

昨日のニュースで、その場にいた人から「2、30人の警備が居た」と話している人がいる。
きっと、その人の証言は、もうすでにメディアでは放送されていないだろう。
警察が、2、30人と言うかなり多くの人数を知られてしまうことを恐れて、メディアへの圧力をかけているだろうからだ。

警察とメディアは、持ちつ持たれつの関係である。
メディアは、警察の協力によって、事件などの情報を得る。
警察は「言うことを聞かなければ、今後、お宅らへ情報は提供しない」と脅す。
それによって、メディア側は、要求を受け入れざるを得ない。

犯人は、なんのために安倍さんを殺したのか?

ニュースでは、「宗教団体に恨みがあり、安倍さんが繋がりがあったから」などと言っているが、それはウソだろうと僕は思う。
本当に宗教団体に恨みがあるのなら、安倍さんではなく、教祖だろう。
誰が、どう考えても、そうとしか思えないのだけど。

僕が常に感じていることがある。
それは、

人々は、自分の頭で考えない

ってこと。
メディアが言っていること、多くの人が信じていること、俗言う偉い人が言っていることを鵜呑みにする。
自分で、調べることも少ない。
調べると言っても、今の時代では、ネット検索くらいしかしない。
ネット検索で出てくる情報は、ほとんど同じことしか出てこない。

だから、自分の頭で考えること、自分が感じたことで判断することが大事なのだ。

なので、ニュースで言っていることを「ふーん、そうなんだ」と鵜呑みにして納得してしまう。
でも、僕は、そうは思わない。

政治家の事件の裏には、必ず、政治的な意図がある

犯人は、「政治とは関係がない」と言っているが、それはないだろう。
確かに、犯人自身は政治とは関係がないかもしれない。
でも、僕の考えとしては、犯人自身の単独とは思えない。

安倍さんの日程が、急遽決まった

と言うことは、よくある事なのかもしれないが、僕には、この奈良行きの裏には誰かがいるように思えてならない。

すごく不思議だったのが、犯人が奈良の人だと言う事。
自作の銃の完成が、今年の春だと言う。
どうして、奈良に安倍さんが来て、そこでヤレると考えるのか?
ほんの3ヶ月で、元首相を殺害できると考えるなどと言うのは、奈良に住む単独犯が思いつくことではない。

銃の自作も、少し疑問があった。
確かに、銃自体は、自分で自作したものなのだろうが、試し撃ちをする場所など日本にはないだろうし、山奥に行ったからと言っても、銃声が聞こえる範囲に、誰もいない保証はない。

山奥に住んでいる僕であれば、どのくらいの範囲に人がいないのか分かっているし、居たとしても、その人は、僕がここにいることを知っているわけだから、特段、「変な音がした!」などとも思わず「また、あいつ何かやってるな」くらいで終わる。
だが、土地の者ではない人が山奥に入っていき、でかい音がすれば、どう考えても怪しまれる。

試し撃ちもしないで、すぐ本番で、ヤレると考えるのは、その自作銃の設計が、正確であったからだと思える。
その正確さは、誰かが、どこかで試して出来たものだと考えられる。
それが、本人なのか?誰かなのか?は、わからないが、短期間に、単独で出来る事のようには思えないのだ。

話を少し戻すが「安倍さんのHPを見て、奈良に来ることを知った」と言っているが、奈良に行く可能性と言うのは、どの程度あったのだろう?
東京や大阪なら、安倍さんが応援演説のため街頭に立つ可能性はあるが、奈良で待ってて来る可能性があるのか?
それに、5mの範囲に入れる場所に立つ可能性は?
さらに、その5mの周囲を人やSPが囲っている可能性もある。

奈良という場所限定で考えれば、その全てがクリアになる偶然は、ほんのわずかだろう。
そのわずかな可能性に掛けて待っていたら、たったの3ヶ月で、その絶好の機会が訪れ、あれほど視界がクリアながらも、すぐ後ろが車道で、人もSPも立っていない、さらに、車通りが激しいわけでもない地方の駅前と言う絶好の条件に当たるだろうか?
不思議でたまらない。

今日「SPは悪くない」と言う動画が出ていた。
報道では出ていない角度からの動画がUPされていた。
この動画には、二発目を撃たれる前に、SP二人が安倍さんと犯人の間に飛び出してくる映像が映っている。
ニュースでは、SP達の責任を追求しているのかわからないけど、犯人にせよ、SPにせよ、現場で動いている人々に、何か非があると言うようなことは多くない。

きっと、この事件で、多くの人たちは「犯人を許せない」として、41歳の元自衛官に矛先を向けるだろうし、現場で警護していたSPに対しても「警護が甘い」などと非難の声を向けるのだろう。
しかし、安倍さんが奈良に来たことも、SPの警護が甘くなっていたことも、犯人が偶然にも殺害するのに好条件だったことも、僕は、そのすべてに裏があると思っている。

SP一人一人は、勝手に、いる場所を決めているわけではないだろう。
その配置を決めているヤツがいる。
僕は、不思議に思ったのが、なぜ、すぐそばにSPが居なかったのか?と言うことだ。

本当に、あれば銃なのか?41歳 元自衛官が撃ったのか?

報道や、いろんな動画を見ると、ちょっと不思議に感じるのが、一発目は、どこ行ったのか?と言うこと。
あれだけの人たちがいる中で、安倍さんの後ろ側にも人がいて、その周囲にも何人かいる。

昨日のインタビューに答えた人の証言では、一発目を撃った後で、少し下がり、銃口を少し上げてから二発目を撃ったと言っている人がいた。
動画を見ると、一発目で誰にも当たっていないように思える。
一発で、6発発射されるようになっていた銃だと言うのだから、少し低い位置で撃ったとすれば、すぐ後ろにいた人に当たってもおかしくないし、もしくは、安倍さんの腹や脚に当たってもおかしくないのに、どこにも当たっていなかったのか?

その点は、報道に出てこないだけかもしれないので、今後、合計12発の弾の行方が明らかになるかもしれないが、僕の予想では、その辺はうやむやにされて終わるように気もする。

僕としては、安倍さんの左胸と首に当たった弾は、41歳 元自衛官が撃った弾ではないように思えてならない。
一発目の発砲でどこにも当たらず、二発目の発砲で、うまい具合に、首と左胸に当たるなど、正直言って考えられない。

二発目で発射された6発の弾が、左胸と首に当たるとしたら、散弾銃のように弾は広がっている。
そう考えると、一発目に発射された6発の弾が、どこにも当たっていない。
特に、安倍さんの腹や脚に当たっていないと言うことが不思議だし、照準が左右にずれていたとすれば、必ず、後方脇にいた人にまともに当たっていたに違いない。

銃としてはやたらとデカイ音で、爆発音のようだったと言う証言からしても、その音はフェイクで、他の場所からの狙撃と考えられる。
狙撃となると、ある程度の規模の組織の仕業と疑われるため、犯行は、個人が自作の銃で、個人的な恨みで行ったと言うように誘導した事件だったのではないだろうか?

2010年1月14日 安倍さんに会う

僕が、初めてで、唯一会ったことがあった大物政治家が安倍さんだった。
この時、一度目の首相を退き、なんとなく元気がない様子だった安倍さん。

通常、元首相が出るようなハイクラスなパーティーではなかったかもしれないが、少しでも支援者を増やそうと言う思いだったのか、『こんなところに安倍さんが?』と言うような感じだった。
たくさんの人が群がる中に僕もいた。

一緒に写真を撮ってもらったが、心なしか表情が寂しく見えた。

その後、二度目の首相になり、歴代最長の総理大臣となる。
僕は、密かに、安倍さんを応援していたのだ。

自民党の党員になろうとも思ったが、それは、まだ先のこととしていた。



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