プロモデルの善し悪し

ALIAは、素人を専門に撮影するスタジオ

いわゆる「写真館」という部類だが、

東京青山という土地柄、

さらに、スタジオの造りがハウススタジオ系のため、

商業撮影やモデル撮影、タレントや歌手などの撮影も行う。

そんなわけで、今日は、

商業撮影でモデルはプロに成り立ての女の子だった。

まず一目見て・・・これはマズイ。と、直感!

プロモデルの撮影は、

「アタリ」か「ハズレ」かどちらかで、

ハズレの場合は、素人の何倍、いや何十倍も厳しい

それは、

基本が出来てなくて、変なクセが付いてしまっているから。

これを読んで「ドキッ!」としたモデルさんもいるんじゃないかな?

なぜ一目見てマズイと思ったかというと、

昨日、スタイルアップレッスンの記事の中で

姿勢について「バランス」だと話をしたんだけど、

その「バランス」が崩れてる。

なぜ崩れているかというと、

巷で言われる骨盤が・・・とかではなく、

これがクセというヤツ。

ヘタに、「胸を張る」「背筋を伸ばす」「腹筋に力を入れる」

などと教わって、実行してしまっているので、

身体本来のバランスを崩してしまっている。

そこで、レッスンから始めなければなかった。

まずは、姿勢を整える。

幸いにして身体は柔らかいと言うことなので、

姿勢をキレイに整えることは出来た。

そして、写真は「静止画だけど、動きが大事」

「重心移動」

「遠心力による上半身の旋回」

「3つの顔の角度」

「5W1H」などを伝授。

時間がないので、あまりゆっくりと教えることは出来なかったが、

撮影に入った。

・・・

ダメだ。

やっぱりどうしてもクセが抜けない。

それでも、シャッターを切りながら

細かく指導をし続けると少しずつ良くなっていった。

初めのうちは「ウチのモデルに、何いってんのよ」的な顔で見ていた

マネージャーさんも、そのうち・・・

「角度こっち!そうじゃなくて。」なんて、

僕と一緒にモデルの子に叫んでた。

結果は、始めよりは格段に良くなったが

クセ自体は抜けず、ほとんどがNG。

そこを、トークと高速連写撮影で切り抜け、

なんとか、必要なOKカットを撮影して修了した。

以前、同じ仕事で撮影したプロモデルは

そのモデル事務所の中のナンバー1だったんだけど、

その時は、最高でした。

クライアントのオジサンさえもメチャメチャ盛り上がっていて、

きっと、クライアントのオジサンは「撮影とはこんなに楽しいものなんだ」と

ずーと、思い続けるだろうなぁ

モデルの子と話をすると、

「撮影大好き」「最高に楽しい」って言ってた。

僕も昔「あんなにニコニコしながら撮影してるカメラマンは初めてみた」

と言われた経験があるけど、

その時のモデルの子も、終始ニコニコで、

とっても自然体だった。

本当は、基礎・基本なんて教わらなくてもいい。

人が人であれば、神が作ったまま生きていれば、

そうすれば、すべてが最高の状態であり、

撮影なんて、そのまま撮れば出来上がりくらい。

昔のSHIHOさんの写真を見ると、

ホント「自然だなぁ」って感じる。

でも「意識」というフィルターがブロックしてしまう。

「意識」フィルターを解除するのに必要なのが、

「知識」と「経験」

いつも思うのは

「ほんの少しのノウハウを持てば、何倍も良くなるのに」

「もっと自分自身を知れば、自分を活かせるのに」

「自己流でやりすぎていて、元に戻れないなんて・・・」

そんな風に感じる、モデルや俳優、タレントとたくさん出会います。

スタイルアップレッスンは、

・人間という生き物について

・身体のつくりの不思議

・動きの基本「身体はすべて重りで動く」

・人は感情で動く

・意識で身体は動かない

・目に映るものと、イメージの世界は同一?

・「目が笑ってない?」目を笑わせる方法とは?

・目指すはファッション誌の表紙を総なめにしたSHIHOの技

などの「人」とは?

ということについて研究されています。

こうしたことを知ることで、

意識下でも、思い通りに身体を動かしていくことが出来るようになります。

このBLOGでノウハウを公開もしていきますし、

スタイルアップスクールサイトや

素人向けですが「美しさの方程式」という小冊子も無料で差し上げています。

写真撮影会社ALIAの社長【Mark BLOG】-美しさの方程式 小冊子

さらに、こちらも素人用ですが、「Style-up Lesson DVD」もあります。

ぜひ、スタイルアップレッスンを知ってくださいね。

スタイルアップレッスンの秘密「Style Vol.2」近日公開!

-HOW TO:方法, MARK'S BRAIN:思考, PHOTOGENIC:写真写り, WORK:撮影, 美しさの方程式