KSさんへ
> そのキッカケのサポートを望むことは、他の人に頼ろうとする考え方でしょうか?
> やる勇気がない者には、道も開かれないのでしょうか?
この答えは、ご自身が感じているのではないですか?
「きっかけのサポートを望むこと」という言葉だけで、
どんな行動をしているのか?今までどうしてきたのか?
どういった考えでいるのか?今後、どうして行こうとしているのか?
こうしたことが僕にはわかりませんし、
言葉だけを捉えて、それが『頼ろうとすること』か、そうではないかという
議論は、無意味だと思います。
「やる気がない者」も同様です。
どのような状態かがわかりませんから、
それが一概に「こうだ!」と決めつけることはできません。
すべては、自分自身の中に答えを持っているはずです。
今回の内容を読む限りでは、KSさんの中では、
「きっかけのサポートを望むことは、他人に頼ろうとする考え方」=「思いが実現しない」ではない。
と考えているのでしょうから、それで良いのだと思います。
毎回、こうして人生相談に答えていると、自分自身にとっても非常に重要な事柄に気がつくのですが、
今回のKSさんのご相談、僕にとっても、とても大きな気づきがありました。
前回の給与交渉の件では、少し「ありえないでしょ」と思うことがありましたが、
今は、これも、自分への課題だったことに気がつきました。
KSさんに感謝こそすれ、気分を害すとか、苛立たしいなどということはありませんので、安心してください。
さて、KSさんの思いを叶えるために、自分ならどうするか?
ということで、最初の返信に書きました。
そのことには代わりはなく、それ以外の行動は僕には思いつきません。
しかし、僕なら、片道切符で行ってしまいますが、
KSさんは、一週間で帰ってくる必要がある。
それならば、一週間でいいんじゃない?と、思います。
今まで、何度も行っているのだから、
今後も、行くたびに、誰かに出会うたびに、
「この地で働きたいんだけど。。。」と、聞いてみればいいんじゃない?
ただ、それだけでいいような気がします。
最初の一週間で結果が出なければ失敗で、諦めるということにはならないでしょう?
しばらくしてまた行けばいいし、またダメでもまた行けばいいのではないでしょうか?
そんなに気負わなくても、空から天使が降りてくるのを待たなくても、
神の見えざる手が導かなくても、誰かが担ぎ上げて連れてってくれなくても、
現実にできることをコツコツやる。
それが叶うまでコツコツやる。
日本にいても、(業者さんにメールを送るとか)できることをコツコツやる。
どこまで行けばゴールに着くかはわかりません。
だけど、コツコツやる。
よくスタッフにも言っていました。
「毎日、ほんの少しでいいから向上することを意識するように」と。
「薄い紙っぺら一枚分でも重ねていけば必ず厚くなるもの」だと。
僕が中学の時に、クラスメイトとこんな会話をしました。
「オレ、社長になる」
「なれなかったらどうするの?」
「なるまでやるから、必ずなる」
「それでも、なれなかったらどうするの?」
「その時は死んでるだろ、だって、なるまでやるから」
どこかで諦めれば終わりですが、
諦めなければ、いつでも道半ばでしかありません。
一つ一つの人生の出来事見ると
> 良いと思う事に様々取り組んできましたが、空回りで残念な結果続き。
というように見えるかもしれませんが、
僕がしばらく前にブログに書いた『グリフィンの祈り』
https://marks-life.com/life/12544/
にもあるように、特定の結果が望むようになることは、あまりないかもしれません。
ですが、本当に魂の望みは、必ず叶うものです。
途中途中の結果が、失敗に見えても、
それらはすべて、本当の望みを叶えるために通るべき道であり、
単なる布石でしかないかもしれない。
もしも、当時、望んだ通りの結果になってしまったら、
本当に叶えたいことが、叶うことのない道へ進んでいたかもしれません。
僕も、そうでしたが、人生を長く生きてくると、
だんだんと、過去の経験を、これからの未来に当てはめて考えたり、
今までの知識や情報に照らし合わせて考えてみたりするようになります。
これを一般的に、【固定観念】といいますが、
この固定観念が邪魔して、大切なことが見えなくなってしまうことがあります。
KSさんが「万策尽きた」と思っても、今までの人生経験と知識、情報から見た方向だけのことかもしれず、
もっと、別の角度からのアプローチがあるかもしれません。
今、こうして僕にメールをしてくれていることも、一つのきっかけになるかもしれませんし、
万策尽きていないことを示している証拠ではないでしょうか?
まだ、道半ばということを表していると思いますよ。
固定観念を外していくのは、とても難しいですが、
そのきっかけの一つとして、毎日の瞑想を試みてはどうでしょう?
瞑想は、事あるたびに人に勧めていることなのですが、
大概、悩みというものの答えは、自分の中、奥の方に隠れているもので、
僕のように他人が、答えを持っているわけではありません。
そのため、【自分と向き合う】ということが大切です。
KSさんの魂が、「コッツウォルズ地方に行きたい」と言っているのなら、
それは、必ず叶うでしょう。
そのために、KSさんが、肉体を使って、現実の行動をすることが望まれているはずです。
僕の提案は、「行くたびに、会った人に話してみれば?」
という単純なものですが、もっと具体的にどうすればいいのかは、
自分の魂が答えをくれると思います。
それが導き手となっていき、ゴールにたどり着くと思います。
イギリスに行ってから話かけるのが得意じゃなかったら、
カードにでも思いを書いて、会うたびに人に渡していくとか、
希望を書いたTシャツでも作って、それを着てウォーキングをして、すれ違う人たちに見てもらうとか、
どんな方法でもいいと思います。
万策は、まだまだ尽きていませんよ。
大丈夫です。方法は、まだまだあります。
気負わず、構えず、気楽に、行きましょう。
今は、視野が狭くなってしまっていると思いますから、
固定観念に引きずられないように、瞑想でリセットしてみてください。
僕の瞑想のおすすめは、朝、起きてすぐです。
いつもよりも、少し早起きして、静かに瞑想します。
最初は一分でも、五分でもいいので、静かに自分の魂と話をするようにします。
魂に話しかけてもいいです。
瞑想のやり方として、考えが浮かんできても無視するというようなことを言われますが、
何か、新しい考えが浮かんできたら、僕はメモしたり、瞑想をやめて、何かをやり始めたりします。
もちろん、無視して瞑想を続けることもあります。
何が正しいとか、何が正解ということはなく、
実際には、「なんでもいい」と思いますので、
瞑想も、やり方に囚われてやめてしまうのではなく、
続けることができるように、少しずつやってみてください。
【 M A R K 】