この本は、人生とはなんのか?
と思っている若者たちに向けて書いた本で、僕が昔はまったロールプレイングゲーム(以下RPG)を題材にしているんだけど、題材というよりも、RPGそのものが人生を表しているってことに、ある時気がついたんだよ。
(*まだ本になってないけどね)
それは、大人になってからなんだけど、大人になったら、いやうちは貧乏だったので、特に、小学校4年生の図工の時間から、お金について気にしていたと思うんだけど、お金よりも、大事なことが人生にはあるような気がしたんだ。
それが、なんと、RPGの中に答えがあったことを発見したんだよ。
RPGで最も大切なものはなんだったのかっていうと「経験値」だよね。
経験値を稼ぎ、LEVELを上げていく。
これが、ゲームを進めていく上で、最も重要な要素だ。
人生も同じことに気がついたんだよね。
これは、大人になってからわかった。
「人生、金じゃねー」っていうと、なんか負け惜しみみたいに捉えられてしまう世の中だけど、RPGやったことのある人たちならわかると思うけど、お金を稼ごうと思わなくても、LEVELが上がって来れば、お金って半分自動的に増えていっちゃう。
で、必要なものは、ほとんどが買えるようになってるよね。
それで、僕は、人生も同じじゃないか?と、思ってLEVEL上げをやってみたんだ。
実際には、RPGのように、リアルに数字で出るわけじゃないから、本当のところはわからないけど、自分の周りにいる人たちを見てみると、自分のLEVELもなんとなくわかる。
だいたい、似た者同士が寄り添って集まるから、周りの人間がバカばっかだなと思ったら、自分もそうだってことだし、周りの人間が賢い人たちばかりだなって思ったら、自分もそうなってる可能性が高いと思うんだよね。
もちろん、全然、違うこともあるかもしれないけど、そこらへんは、だいたい判断してもらったらいい。
そんな風に、いろんな経験をしてLEVELが上がっていくと、自然とお金も増えてくる。
そして、人生は好きなことをやるっていうけど、誰も、疲れることを率先してやりたくないし、敵に遭遇するのも嫌だ、いろんな人に会って、話を聞いたりするのもめんどくさい、ましてや怖い場所へ入っていったりするなんてもってのほかだと思っているけど、ゲームならなんてことないよね。
それは、そのゲーム自体を楽しんでいるからだね。
RPGを通して、人生を見てみる。
そんな、本を書いていくよ。
(*もう一度言うけど、本は、まだ出てないよ)
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