美しすぎる「ベールアップ」20のポイント

聖書を開くと、結婚に関する言葉がある。
「結婚とは、一人と一人がひとつになる」と書いてある。
どういうことか?
簡単に解釈すると、肉体が一つになることは出来ないので、一人一人の魂が一つになるということだと解釈できる。
分かりやすく言えば、コーヒーと牛乳があって、まぜるとコーヒー牛乳になる。
結婚すると、同じコーヒー牛乳の魂になるってことだね。
ベールは、二人を隔てている壁ってことだけど、コーヒー牛乳の話にたとえると、仕切りを作った一つの入れものに、コーヒーと牛乳を入れて、仕切りを取っ払う儀式ってこと。
この瞬間に、「一人と一人がひとつになる」ということを表していると言うこと。

コーヒー牛乳は、後から、コーヒーと牛乳には分解できないように、本来であれば、離婚して元の状態(コーヒーと牛乳)に戻ることは出来ないので、基本的に、キリスト教では認められていないと言うことになるのだろう。

<新郎>
1.新郎ベールを利き手の手のひらですくう
2.逆の手の親指をベールの中央にかける
  *この2つの動作で、腰をかがめなくても良くなる
3.すくった手のほうも親指を中央に、親指どおしが隣り合うようにかける
4.親指と人差し指でベールをつまみ、肩幅程度に広げていく
  *こうすることで、中央にタルミが出ない
5.親指全体と人差し指の下の手のひら部分でベールをつかみ、4本の指はまっすぐ伸ばす
6.ゆっくりと真上にベールを上げていく
  *この時、出会いから今この瞬間を迎えるまでの出来事を思い返しながら
7.上に上げていきながら、右足を滑らせながら、少し前に出し、上体を前に出していく
  *前に出ないと、ベールを上げて行くにしたがって腰が曲がった前のめりの上体になってしまう
8.一番上まで上げたら、一瞬止める
9.手のひらを返す
  *手のひらを返すことで、ベールを下げたときに、ベールが折れない
10.ゆっくりと、新婦を見つめながら下ろす
11.一度手を離し、胸元辺りで手を合わせて、指先を新婦のほうへ向ける
12.親指から手を開きながら、新婦の顔の横にかかったベールを後ろに押し込んでいくため、ベールが親指と人差し指の間に引っかかるように手を前に伸ばしていく
13.顔の横にかかったベールを方の後ろまで押し込んだら、そのまま、新婦の肩と二の腕の間辺りに、そっと手のひらで触れ、新婦を立ち上がらせていく
14.新婦が立ち上がり、顔を上げたら、ウェディングキス
15.ウェディングキスは、新郎が右に顔を傾け、鼻がぶつからないようにする
  *左に倒してしまうと、列席者から見えなくなる

<新婦>
1.向かい合ったら、手は、お祈りの姿勢のように前で組む
2.新郎の手がベールにかかったら、少し頭を垂れる
3.ベールが上がり始めるのに合わせて、ゆっくりと膝を曲げ、上体を少し沈める
  *新郎がベールを上げやすくなる。新郎との身長差によって各自異なる
4.新郎の手が、肩と二の腕の間辺りに触れたら、ゆっくりと立ち上がり、新郎を見る
  *神様から「さあ、立ちなさい」と言われているような気持で
5.ウェディングキス。この時、ほんの少しだけ右に傾ける
  *傾けすぎると、列席者から見えなくなる。傾けないと、新郎の首が辛い

そのうち、イラスト付にします。
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