披露宴終了後の送賓を、スムーズに終わらせる

今回の話は、当てはまる人よりも、当てはまらない人たちのほうが圧倒的に多い話です。

それは、披露宴の列席者が結構多い人たちが対象だからです。

結構多いというのは、どの程度かというと、私の判断では200名以上です。

披露宴の列席者が多い人たちというと、パッと思い浮かぶのが、芸能人、スポーツ選手、有名人などですね。その他には、親が会社の重役とか、政治家とか、地域の有力者など、はたまた、田舎へ行けば、近所の方々が総出で出席という地域もあるでしょう。

列席者が多いのは嬉しいことですが、何かと大変なことも多いです。

その中でも、私が、最も大変だと感じるのが、披露宴が終わってからの送賓と言われる、みなさんのお見送りです。

列席者が100名程度の場合は、みなさんと二言三言話をして、まあまあ、和やかにお見送りをすることが出来ますし、所要時間は、30分というところでしょうか。

ところが、列席者が200名となると、所要時間は1時間を超えます。

これは、新郎新婦も辛いですが、一緒に並んでいるご両親や仲人さん達も、かなり大変です。

そこで、このお見送りをスムーズに流しながら、尚かつ、列席者が「さらっと流された!」なんて感じず、逆に「気を利かせてくれた」などと思ってお帰り頂けるような技を伝授します。

それは、まあ簡単なことですが「握手する」というだけなのです。

列席者は、ズラズラと並んで来ます。

一人一人と話をしていれば、かなりの時間を要します。

といっても、「今日は、ありがとうございました」と、一言で片付けてもいいのですが・・・

列席者からすると、前の人にも、後ろの人にも同じ事を言っているのが聞こえてしまい、なんだか、心がこもってないと感じてしまいます。

そこで、一人一人の名前を述べて「○○さん、今日はありがとうございました」と言えれば、かなりいいのですが、さて、全員の名前を言えるわけはありません。

そうなると、一言ではなく、二言三言と、その人にあったような話をすればよいのですが、なかなか思うように全員分は出てこないのと、話が長くなれば、その分時間が長くなり、疲労も倍増してきます。

そこで、握手です。

もちろん、名前を言えて、二言三言話せる相手には、そうして頂いて結構ですが、そうでない相手には。

1.シャキッと正面から顔を見る。

2.同時に、両手を出してほどよい力加減で握手する。

3.さらに、同時に「今日は、本当にありがとうございました」

4.と、いいながら頭を下げる

おわり

たったこれだけです。

これでは、前の人にも、後の人にも同じ事をするわけだから、流されたと感じるのではないだろうか?と、思ってしまいますか?ところが、意外とそう感じないんです。

握手というスキンシップが、いかに強力か分かります。

これをやっても、「流されてる」と感じてしまうことがあるのですが、よくテレビを見ていて、スポーツ選手や芸能人、政治家などが、多くの人たちと握手するシーンが映ります。

その時に、握手する時に相手のほうを全く見ない人や、握手している最中に目線が次へ移っている人などがいますが、これでは、いかにも「流している」という感じが否めません。

なので、鉄則として、

握手の前に、必ず相手を見ること。

顔を上げたときに、次を見ないこと。(必ずしも、再度、相手を見る必要はない)

握手したときの力の入り加減は、相手の力よりも、必ず強く握ること。

これをしていけば、かなりのペースで、お見送りをすることが可能です。

ご両親や仲人さんの所は、一言で終わってしまう人たちがほとんどですので、新郎新婦のところが流れていけばOK。

これで、最後の最後、長い長い送賓の時間短縮に、貢献してくれると思いますよ。


via Mark な 人生



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