今年は、久しぶりにお正月に地元に帰ってみた。
両親・祖父母・叔父叔母・いとこ、と1日で回ってきたのだが、
その目的は
「家族写真」を撮っておくこと。
写真の仕事を始めて10年が経ったというのに、
一度も、家族写真をまともに撮影したことがなかった。
「おいおい」と、思われるだろうが、
いつもカメラを持ち歩かず、
写真を撮ることよりも、
人の見た目を変身させるほうが好きらしく、
人に会って写真を撮るという行為をほとんどしたことがなかった。
しかし!
祖父母は、ぼちぼち80才になりそうで、
逝ってしまってから「写真がない!」なんて、
職業柄許されない。
ましてや、たくさんの人の前で
写真の重要性を熱く語っている割には、
自分の家族親類は、ほったらかしでは面目が立たないってことで撮ってきました。
案の定、予想通り。
「写真は嫌だ」「苦手だ」「ワシはいいから」「もういいだろう」「勘弁してくれ」・・・
やっぱり、こうなるのだ。
お金を払って撮りに行くとなると、もう少し聞き分けがいいのだろうけどね。
それでも、なんとか祖父母の1ショットや
集まったファミリーみんなで集合写真の撮影が出来た。
写真の出来としては・・・まあ、30点くらいだったが、
それでも撮れてよかった。
とりあえず、これでいつ逝ってもらってもよい。
ふ~、一安心。
みなさんも、家族写真撮っておくといいですよー