まるで、山の斜面に建てられたビル群のようにそびえ立つ、石の頭を持つ土の塔。 こうした小さな塔がいたるところにある。 頭の石が大きければ、土の塔も太くなっている。 まるで、街のように・・・ このビル群は、ほんの三日で作られたものだ。そう、先週の三日間の豪雨によってできたものである。こんな風になる理由は、大量の雨が真上から垂直に落ちて来たことによって出来上がったものだ。真上から雨が落ち、土は流されるが、石に当たった雨は、石の下の土を流さずに、そこの土だけが残る。そんな雨が、延々と続いたため、こんな風に塔のよう ...