2月後半、6頭目となるイノシシの捕獲を終えた後、右手にマダニがくっついているのを発見した。マダニは、噛み付くと牙が食い込み、無理に剥がすと牙が残り体に入ってしまう。しかし、この時は、くっついたばかりだったようで、簡単に取り除くことができた。 この日は、くくりわなのワイヤーが切れイノシシに突っ込まれ、危うく大怪我をするところだったのだが、持っていた鉄パイプを振りかざし九死に一生を得た。だが、そのすぐ後、同じイノシシが別の罠にかかっているのを発見し、捕獲作業を行わざるを得なかったため、疲労はピークを超えていた ...