肩こりには、やっぱ、ラジオ体操だな

ラジオ体操と言えば、夏休みの朝6時半が定番である。
しかし、ラジオ体操の放送は、毎日朝6時半からやっている。
僕は基本、NHKのアプリ『らじるらじる』で、リアルタイムの放送を聴きながら、体操をするのだが、実は、冬になってから、ちょいとサボり気味だった。
なぜなら、冬の朝6時半は、

真っ暗なのだ!

夏休みはと言えば、朝日が既に上り、まだ暑くなる前の涼しい時間帯と言うだけで、とっても快適なのだが、冬はと言えば、まだ日の出前である。
6時25分に、緩やかなアラームが鳴り、『らじるらじる』を起動するのだが、ガラス張りの家に住む僕としては、外が真っ暗なのは、どうにもテンションが上がらない。

そのため、秋から冬になるあたりに、だんだんと6時25分に起きるのが億劫になってきて、起きたとしても、元気よくラジオ体操する気分になれず、マックの前に座り、モニターをオンにし、トラックボールに手を置き、キーボードを叩き始めてしまう。
それに加え、朝の寒さで肩が上がり、まずはこれらが、肩こりのベースを作ってしまったのである。
そこに、指の怪我が加わり、より肩こりが悪化した。

先日、たまりかねて近所の整体に行った。
ここの先生は、なかなか腕が良い。
東京にいるときに、フォトグラファーと言う職業柄、肩が凝ったり、腰を痛めたりと何かにつけ、マッサージや整体、はり、灸、その他諸々ボディーケアのためにいろんなところに通っていた。

そんな僕が、この愛媛のど田舎の小さな整体の先生の腕を見間違うはずはない。とは言え、1階手術を受けた程度で、肩こりが一気に解消するわけではない。
そこで、

やっぱりラジオ体操だろ

と、思い始め、6時25分のアラームをセットした。
近頃の、6時半は、明るくなっている。
てことで、ラジオ体操もやりやすくなったので再開。

ラジオ体操っていうのは、ずいぶん昔に開発されたとは思うが、やはり、現代のパソコンを使うデスクワークにも、とても効果がある。
このラジオ体操には、腕をぐるぐる回すような体操が何個も含まれている。

僕の勝手な推測だが、高度経済成長期に、工場で働く人たちのために考えられたのかなと思う。
日本の技術を見ると、やはり細かな作業が多く、肩や腰に負担がかかる仕事が多かったのではないかと、それを解消するために、ラジオ体操が開発されたのか?なんてことを思ったりもする。

と、ここまで書いて実際にはどうなんだろうと思い、ウィキペディアを見ていた。
すると、まぁまぁ僕の予想通りだった。
現在のラジオ体操第一と第二は、1951年から放送されているらしい。
この頃は、やはり工場での工業製品の生産が多く、工場で働く人たちはとてつもなく多かっただろうと思う。
さらにウィキペディアによると、ラジオ体操第一は、事務職のための体操だと言うようなことも言われていたようだ。
要するに、工場の作業員も、事務職の人たちも、やっぱり、

肩と腰だろう

と思うのである。

と言うわけで、

ラジオ体操は、肩と腰に効く!

と言えるだろう。エッヘン。

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