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こんにちは、Markです。 20年の東京ど真ん中生活を捨て、愛媛の山暮らしをしています。 僕のLIFEスタイルや山暮らし、考えなどを綴っています。
Markの山暮らし日記【愛媛のポツンと一軒家】
一年で、最も日が短い。とはいえ、この山にいると、冬は常に日が短いので、特に実感はしないのだが、それでも、これから、日が長くなってると思うとちょっと嬉しい気持ちになる。今日は、朝から曇っていて、昼前から雨が降っているので、余計に冬至であることを意識できない。 冬至というと、なんかよく知らないけど、ググってみたら、かぼちゃを食べて、ゆず湯に入るとのこと。 「ふ〜ん」 僕は、元来、こう言ったイベントものには興味を示さないので、どうでもいいのだが、昨日から飲んでいる飲み物は、はちみつゆず湯で、昼に食べたのはかぼち ...
11月に倒したクヌギを、カットして、穴を開けて、菌を埋め込んで、仮伏せというやつをやった。 まあまあ、手間がかかるが、初めてやることは、なんでも楽しい。しいたけの菌は、森林組合で売っているいうのを聞いたが、ネットで原木しいたけ栽培について調べていたら、細かい説明付きで売っていたので、そのままポチッとして買ってしまった。 まっ、いっか こういうのは、地元で買っておかば、何かと便利かもしれないと思ったのだが、ついついネットでポチってしまった。これは、悪い癖かもしれない。 しかし、原木栽培をするにあたっての細か ...
助っ人『フクロウおじさん』 このところ、雨だったり、曇りだったり、晴れの日が少ない日がちょこちょこ続いている。そんな日々の中、昨日は、晴れ。しかし、どうにもエンジンのかかりが悪い僕は、朝、散歩に行ったきりで、だらだらと過ごしていた。 午前10:30に差しかかろうとしていた時、電話が鳴った。「やっとるかい?」フクロウおじさんからだ。「やってない」と僕。「今日、枯れ松、切りに行くわ」ということで、重い腰を上げ、作業服に着替えた。 何時に来るとは言っていなかったのだが、フクロウおじさんが来たのは、11時頃。 早 ...
実は、9月から料理教室に通っている。料理教室といっても、都会にあるようなホニャララスタジオのようなところではなく、公民館なんかでやっているようなカルチャースクールみたいな感じのもの。 今日は、クリスマスケーキを作った。作ったと言っても、スポンジは先生が焼いてきたので、生クリームを作って、塗って、飾り付けをしただけだけど。 料理教室へ通ってくる方々のほとんどは、それなりの年齢の女性ばかりなので、料理など手慣れているように思えるのだが、意外とそうでもなさそうな感じ。今日のケーキに関しても、まず、スポンジを半分 ...
なんか、よかったんで。
FAN(犬)が来てから、犬のご飯を作ることと、朝散歩へ行くことが習慣化した。両方とも面倒なことなので、どうにか止めようと思いつつも続いている。 今日も、せっせとFANのご飯を作る。と言っても、いつも、ほとんどメニューは同じで、単に猪肉を茹でて冷凍するか干し肉にするかというだけなのだ。昨日、部落のおっちゃんから、またまた大量の野菜をもらったので、猪肉と一緒に大根も茹でた。味見をしてみると・・・ う〜ん、イケる そりゃそうなんだけど、犬の餌にはもったいないほどである。それも、ダッチオーブンで、一斗缶で火をガン ...
1坪の我が家の畑に成った、トウガラシが赤くなってきたので収穫した。 量からすると、買えば、50円ってところだろうか。そう思うと、まったく収穫できていないのも同然なほど少ない。しかし、このほんの少しで、市場価値50円にしかならないトウガラシは、とても大きなことを教えてくれた。それは “自分が育てた”と言う経験を得ることができたこと である。トウガラシというものだけを見ると、たったの50円の価値しかないが、経験(エクスペリエンス)で考えると、このトウガラシの価値は、まさにプライスレスであると言える。 今までも ...
岡本太郎記念館、根津美術館、新国立美術館とめぐり、次に訪れたのは『日本橋高島屋』美術館ではないのだが、デパートというのは、一種の現代美術館と言っても過言ではない要素がある。 そこには、技術を極め、機能性を損なわずにデザインを追求し、そして、価格と見合うように絶妙に調整された品々が並ぶ。もちろん、そんな中には、贅の限りを尽くしたような商品もあれば、コストパフォーマンスを最重要視したような商品もある。 ちょうどこの時は、特設会場のような場所で『器』の展示販売がされていた。さらに、木を削って作られた『像』なども ...
山に戻ってきました! 今回、水曜日の朝に出て、土曜日までの4日間。かなりの時間を、美術・芸術を見て回ることに費やした。 まず訪れたのは、青山にある『岡本太郎記念館』ここは、元岡本太郎さんのお家。お家といってもデカイ!それも、場所は青山。THEお金持ちって感じだけど、記念館ってなっちゃってると、小さな印象になってしまう。 ここは、岡本太郎さんが実際に使っていたアトリエが、そのまま残されていて、いくつもの作品が、この場所から生み出されたことを直に感じることができる。 そして次は、すぐ近くにある『根津美術館』僕 ...
現在発売中の『田舎暮らしの本 1月号』(宝島社)に掲載されてます。コーナー名が「ポツンと田舎暮らし」という似過ぎたネーミングですが・・・
よくイラストで見かける『骨をくわえる犬』 しかし、実際には、そんな犬は見たことがない。犬がくわえているのは、おもちゃの骨だったり、骨型のおやつだったりするだけだ。 なので、犬が骨好きだって言うのは、実際のことではなく、単なるイメージだったり、勝手な想像だったりしているだけなのではないかと思っていた。 だが、骨をくわえる犬は実際に存在した! って言うか、うちのFANだけど。で、骨を与えたのは、もちろん僕。 イノシシの骨をあげると、骨をくわえてゆっくりと落ち着ける場所まで移動して、丹念に骨の周りの肉を食いちぎ ...
たいそうなタイトルの割には、内容はチープなのだが、最近「諦めない」と言うことを意識するようになった。実は、今までの人生の多くの場面で、僕は「諦める」と言うことを選択してきた。 諦めると言うと “良くないこと” “逃げること” と感じる人が多いと思うが、単に、『違う選択をした』と言うだけとも捉えることができる。今あるものに固執する必要などはなく、さっさと違う選択をすると言うことは、決して悪いことでも、逃げることでもないと思っている。 この『諦める』と言うことがあったおかげで、今の僕があると言える出来事もある ...
今日は、BOSSのところからしし肉としし骨をもらってきた。今までは、肉だけで、骨は廃棄処分となっていたが、FANを見ていると、そこらへんに落ちている木の枝やプラスチックをガジガジとかじっている姿をよく見るようになった。 犬といえば、骨をガジガジするってイメージがある。しかし、現代の暮らしの中では、動物の骨なんてそうそう転がっていない。鶏の骨ってのがあるけど、たしかに鶏の骨は喉に刺さるので良くないとか? ってことで、FANにしし骨をあげてみることにしたのだ。一斗缶に木の枝を放り込んで火をつけ、その上にダッチ ...
今朝、目覚めるとすでに明るくなっていた。いつもは、6:25にうっすらと音楽が鳴って目覚め、今の時期は、まだ暗ぼったくて「起きたくないなぁ」とモソモソしているのだが、今日は、まったく気がつかず眠り続け、時計は7:20を示していた。 毎朝、FAN(犬)にご飯をあげ、その間に、顔を洗って、ウィンドブレーカーを着込み、長靴を履いてお散歩へ行く準備をする。その後、OPERA(ヤギ)の綱を外し散歩へ出かける。その頃には、FANはすでにご飯を食べ終えて、そこら辺でうろちょろしているのだ。 さて、散歩へ出発する時間が遅く ...
FAN(犬)が来てからと言うもの、朝の散歩が日課になった。僕の性格上、散歩もすぐに面倒になり、なんとか、この朝の散歩を効率化できないものか?とか、生産性に繋げられないか?などと言うことを日々考えながら散歩をしている。 それでも、散歩に行くと、OPERA(ヤギ)もFAN(犬)も楽しそうなので、いつも「ま、いっか」と思いながら朝を過ごしているのだ。 その散歩に、最近、ほんのり楽しみができた。ちょうどこの季節、野いちごが道端にたくさん成っているのである。この野いちご『ナワシロイチゴ』という名前らしい。縄で縛った ...
先日、Jくん(軽バン)とカレヤン(Porsche911)のバッテリー交換をしたという記事を書いた。その際、バッテリーには『当たり』『外れ』があるということを聞くということも書いた。その後、ふと気がついたことがあった。 バッテリーというのは、すっからかんにしてしまう状態にすると、極度に寿命が落ちるという。新品のバッテリーを取り付けて、しばらくしたらバッテリーが上がってしまったということは、しばしば聞く話で、そうしたバッテリーの場合、1年程度でダメになってしまう。 こうした状態を『外れ』を引いた。 というよう ...
最近のFANは、以前とは比べ物にならないほど『犬』っぽい。 少し前、野生化してしまうんじゃないかと思い、リードに繋いでおくようにしていたのだけど、子供の頃に自由が利かないのは、最も発達する時期の脳を鍛えるための好奇心を阻害することになってしまうため、本来であれば自由にさせてあげたい。 そんなわけで、やっぱりリードに繋いでおくことはできず、結局、放し飼い状態にした。まあ、敷地からは出ていない様子だし、朝には戻ってくるので、それで良しとしたわけだ。 ところが、このところ、朝ごはんを食べて、お散歩に行った後も、 ...
先日、Jくん(軽バン)のバッテリーが上がった。数日前から、セルの回りが悪いなぁとは感じていたのだが、まさか、バッテリーが上がるとは思わなかった。このところ寒かったので、急激にきたのだと思われる。とりあえず、充電をして復活したが、バッテリーを交換することにした。 カレヤン(Porsche911)も、なんとなくセルの回りが遅いような気もしてきて、バッテリーがいつ交換されたのか見てみると・・・2014年?すでに、5年が経過している。車内にある電圧計を見ても12Vを下回っていた。 たぶん最近の車には、こんな電圧計 ...
『ペペロンチーノ』パスタ料理の基本中の基本である。今までは、素人にしては、なかなか美味しいパスタを作っていると自分で思っていたし、食べてくれたことのある人たちからは、いつも高評価をいただいていたのだが、実際、正式な作り方というものは知らなかった。 今までの美味しさの秘訣は・茹でる際に塩をこれでもかぁ!というくらいに入れる。・オリーブオイルは良いやつをたっぷりと使うという2点がポイントだと思っていたが、やっぱり、それは正解だった。 が、You tubeで、本当に美味しそうで簡単そうなプロの料理人が教えている ...
近頃、OPERA(ヤギ)を池の土手に繋いでいる。毎年2回、池の土手の草刈りを部落の水利(田んぼをやっている人たちのこと)の人たちが担当しているのだが、OPERAをそこに居させておけば、かなりの量を食べてくれるので、もしかしたら、草刈りが減るか、無くなるか?という期待をしている。 そのため、斜面に降りることが多くなったのだが、そこで、見つけたのが、銃の薬莢だ。詳しくはわからないが、多分、散弾銃で池に来るカモを仕留めていたのではないかと思われる。 「鴨鍋かぁ・・・」ちょっと、よだれが出そうだが、自分で銃を持と ...
今日は、原木しいたけの菌を植え付けるためのクヌギの木を切った。住んでいる小屋の前に生えていた、なかなか大きいやつを4本。これだけあると、かなりの量が採れる。 とはいえ、実際に収穫できるのは3年後。山の暮らしというのは、時間がかかるものが多い。今の時代は、変化が早いと言われるが、こうした昔ながらの暮らしは、変化もしているのだろうけど、それでも、随分とのんびりしているものなのだ。 金カネカネの世の中だと言われるが、お金などほとんどなくても生きていけるし、十分に豊かで、足りないものなど何もなく、逆に余ってしまっ ...
今朝、いつものようにOPERA(ヤギ)とFAN(犬)と共に散歩に出かけると、草はらに霜が降りていた。「もう、冬の訪れかぁ」秋や春というのは、夏と冬に挟まれて、なんだかあっという間に過ぎ去ってしまう。いや、本当は、まだ秋なのだけど、秋の最中、暑くなったり、寒くなったりで、秋を感じられる時間が意外にも少ないのだろう。 天気予報によれば、明日あたりから、まだ気温は戻るようで、実際には、冬の訪れはもう少し先になるのだと思う。今年は、カメムシが多いから、雪が多くなるのかもしれないな。
この山に来て、ジビエといえばイノシシだったが、一昨日、鹿肉をもらった。この辺りでは、鹿は獲れないのだが、少し離れると鹿も出るのだ。 ってことで、鹿肉といえば、定番は鹿肉のローストである。鹿肉を焼く際、ポイントは火入れである。低温でじっくりと火を通していくのが、定番なのだが、この焼き方が定番になったのは、フレンチの名店『カンテサンス』が発祥ではないだろうか? キムタク主演のドラマ『グランメゾン東京』でも、鹿肉のローストをじっくりと火入れをして出していたし、先日、食べに行った、これまた最高級フレンチレストラン ...
2泊3日の東京へ行っていた間、OPERA(ヤギ)もFAN(犬)もヒモに繋いだままにして出かけた。食べ物に関しては、OPERAは、動ける範囲内に、それなりの量の草や木の葉があり、FANは、朝晩自動で餌が出てくる機械を設置し、ちゃんと給餌されているか?食べられているか?ということをWi-Fiを通して確認できるようにしてあった。 そして、帰ってきたら・・・OPERAは、そこにいたが、FANの姿は見当たらなかった。ヒモの細い部分をかじり切って脱走していた。ただ、エサは食べていたようなので、早めに脱走していたとして ...
『なんの音も聞こえない』 「そんな場所は、この世に無い」と行ってもいいほどに無いと思っていた。しかし、僕は、今、そんな場所にいる。昼間は、鳥が鳴いていたり、飛行機が頭上を飛んでいたり、遠くの峠をエンジンをふかしながら登っていく車の音が聞こえたりするが、夜になると飛行機の本数は減り、車の音は聞こえず、鳥も眠りにつく。 だから、夜は、なんの音も聞こえないことがほとんどだ。音がするとすれば、僕自身が何かをすることだけ。 無音状態でいると耳鳴りがする というのを何かで聞いたことがある。完全な防音・吸音室に入ると、 ...
僕の東京時代は、約20年。その間、ランチは、ほとんど外食だった。20年もランチを外食していると、それが安いとか高いとかという基準は、東京の中だけで決められてくる。 20年のうち12年を港区青山で過ごした。青山のランチは、まったく安いとは言えない。とは言え、お弁当なら850円、お店で食べるなら1,000円と行ったところが相場だっただろうか。 しかし、東京の中でも、サラリーマンが多い地域では、ランチはもっと安い。今回の東京には、3日間滞在した。1日目のランチは、高級フレンチレストラン『レフェルベソンス』で。 ...
しばらく前から『プレミアム食パン』なるものが巷に出回っている。価格は、一斤1,000円を超える。こんなに高額なのに、バンバン売れて売り切れ続出だということだ。 僕は、ずっと昔からドラゴーネ(東京四ツ谷)の『幻の食パン』が大好きで、愛媛に来てからは、そのレベルの食パンが売っていなかったため、今では、自分で焼いている。 ドラゴーネの食パンが、一斤750円だったが、最近のプレミアム食パンは、それよりもはるかに高い。では、そんなにうまいものなのか?愛媛にも、有名なプレミアム食パンのお店がある。しかし、わざわざ、行 ...
『おみくじ』 やたら滅多に引くものではないが、あると、引きたくなってしまう。それが「おみくじ」だ。 僕は、今までは、1年に1回、初詣の時におみくじを引くようにしていたのだが、だんだんとその習慣が薄れ、今では、なんとなく適当に引くようになった。しかし、そのなんとなく引きたくなった時が、神様・ハイヤーセルフ・守護霊・天使なんぞと言われる方々からのメッセージかもしれないという思いもあり、適当に引いてみることにしているのだ。 特に、おみくじは、神社によって種類が違うので、その神社の特徴を見る事も出来て、なかなか面 ...
いや〜、危なかった。FAN(犬)を放し飼いにしておいたら、もう少しで、野生に帰ってしまうところだった。夜帰ってこないのが当たり前になってきて、呼んでも出てこなくなって、半径3m以内に近づかず、小屋にも入ろうとしなくなってしまった。 朝には、ひょこりと顔を表して一緒に楽しく散歩に行くのだが、餌をあげようとしても、小屋には入らない、僕に近づいてもこないので、餌を放り投げてやる羽目になってしまっていた。 「そんなんなら、餌やらなきゃいい」という案もあるが、そうしたら、朝、顔を出すこともなくなってしまうのではない ...
7月下旬、地元に車で行き、その際、祖父母の家に置かせてもらっていたカレヤン(Porsche911)のハードトップ(車の屋根)を持ち帰ったのだが、置き場所が定まらず、屋根につけたまま早3ヶ月が経っていた。 夏が過ぎ、日差しが和らいできたこともあり、そろそろ“そら”を仰ぎたくなってきたので、いよいよ昨日、手伝ってもらいハードトップを取り外した。 結局、置き場所は、車庫の隅っこに立てかけ、ロープで固定してヨシとした。 オープンカーというものの印象として、 真夏に屋根を開けて爽快に走る と、思っている人が多いと思 ...