山の道というのは、どうしても山側から土が道へ落ちる。さらに、谷側に関しては、どんどん土が削ぎ取られたり、山側からの土が車によって端に追いやられ、谷側の道路脇にも土が堆積してきて、結局、元々作られた道路の幅よりも遥かに狭くなってしまうのである。 谷側に蓄積した土は、雨の時に水を谷に落とさないで、適切な場所まで運ぶ役目を担うため、そのまま放っておく。しかし、山側の落ちてきた土は、削って道幅を確保する方がいい。 今までであれば、通る車のほとんどが軽トラだっただろうから、道幅が狭くなろうが、土が盛っていようが関係 ...